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iPadでプログラミングできちゃう疑惑+iPad Pro 11(M1)レビュー

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M1 iPad Pro買っちゃいました。今更。
ですが、今回がはじめてのiPad Proではありません。実は以前Late2018の12.9インチをアップデートの期待を込めて買っていたのですが…お絵描きにこそ最適なもののそれ以外何もできない状況が続き、M1搭載の今世代に至っても一向に化けず。板タブでもお絵描きできる私には過ぎたおもちゃだった、そう思っていました。
しかし転機が訪れます。私の部屋で音楽を鳴らしてくれているラズパイにIDEサーバーを立ててアクセスすればiPadでもVS Code動くぞと。
いてもたってもいられずに試しました。ちなみに最初はGCPの仮想サーバーでしたが、遅すぎて断念。ラズパイでやり直した次第です。

Code-Serverをラズパイに立ててみた

下調べと試行錯誤の結果、ラズパイ4なら64BitOSを入れればCode-Serverが動くと判明。うちのラズパイは32BitOSだったので、まずそこからでした。
ファイアウォールに必須のufwが最初効かなかったのでご注意。下コマンド+再起動で直ります。

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sudo update-alternatives --set iptables /usr/sbin/iptables-legacy

あとは下コマンドでガーッとインストール。

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wget https://github.com/cdr/code-server/releases/download/v3.11.1/code-server_3.11.1_arm64.deb
sudo dpkg -i code-server_3.11.1_arm64.deb
sudo systemctl enable --now code-server@furamon
code-server --host 0.0.0.0 --port xxxxx

crontabの@rebootに上記最下段のコマンドを打ち込んで完成。外からアクセスできれば成功!ファイアウォールの穴を開けるのを忘れずに。
パスワードも設定しておきましょう。パス入力画面に表示されているymlファイルを以下のようにしましょう。

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bind-addr: 0.0.0.0:xxxxx
auth: password
password: hogehoge
cert: false

また、VPNやDDNSも取っておくと外からCode-Serverが使えます。私は今回WiFiモデルにしましたが、mini+セルラーの組み合わせもおもしろいかもしれません。
MyDNSオススメ。

補足…Dockerでもいけるよ

OMV5経由で入れたDockerでもいけました。
厳密にはGUIで成功させたのでdocker-compose.ymlはいじってないのですが、これでいけると思います。

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version: "2.1"
services:
  code-server:
    image: ghcr.io/linuxserver/code-server
    container_name: code-server
    environment:
      - PUID=1000
      - PGID=1000
      - TZ=Asia/Tokyo
      - PASSWORD=password #optional
      - HASHED_PASSWORD= #optional
      - SUDO_PASSWORD=password #optional
      - SUDO_PASSWORD_HASH= #optional
      - PROXY_DOMAIN=code-server.my.domain #optional
    volumes:
      - /path/to/appdata/config:/config
    ports:
      - xxxx:8443
    restart: unless-stopped
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docker-compose up -d

WireGuard張ってみた

さらにWireGuardで外からもアクセス可能にしました。

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version: "2.1"
services:
  wireguard:
    image: ghcr.io/linuxserver/wireguard
    container_name: wireguard
    cap_add:
      - NET_ADMIN
      - SYS_MODULE
    environment:
      - PUID=1000
      - PGID=1000
      - TZ=Asia/Tokyo
      - SERVERURL=furamon.mydns.jp #optional
      - SERVERPORT=xxxx #optional
      - PEERS=10 #optional
      - PEERDNS=auto #optional
      - INTERNAL_SUBNET=10.13.13.0 #optional
      - ALLOWEDIPS=0.0.0.0/0 #optional
    volumes:
      - /path/to/appdata/config:/config
      - /lib/modules:/lib/modules
    ports:
      - xxxx:51820/udp
    restart: unless-stopped

以上をOMV5上Portainerで再現。
Port設定でipv6プラスの使用可能ポートを51820番に転送、environment設定のAdvanceモードに設定コピペ+調整、Capabillities設定でNET_ADMINとSYS_MODULEを探してオン。私環境ではこれでいけました。ブラボー。

感想

最初は遅かったのですがSafariで試し直すとびっくり。爆速です。ローカルとほとんど変わらないじゃないですか…!
これなら普段使いのコーディングサーバーとしても使えそうです。つよい(確信)

おまけ1…Taio

Markdownエディターです。ぶっちゃけiPadを買う第2の理由でした。JavaScriptマクロが動かせると言うことで購入。
まだフル機能は使いこなせてませんが神です。ショートカット段入れ替えでアウトライナー的にも使えます。なんの不満もなし。ブロガーは買いましょう。もちろん買い切り払いで。

おまけ2…Continuous

iPadでC#の勉強がしたいので買いました。無理でした。日本語入力が一切効かないのが致命的です。
素直にリモートでRider IDE使います。

おまけ3…リモート

Remotixというアプリが高価ですが完璧でした。KeyCode直接入力で日本語入力可、遅延もありません。
BlenderとかUnityはこれで動かせます。

B面…iPad Pro 11インチ自体のレビュー

iPad Pro本体とApple Pencilに加え、エレコムさんのグリップとifeliさんのペーパーライク芯、Moft X、そしてガラスフィルムをつけました。

グリップについて

最高です。板タブ使いなのでペンの感触を合わせたかったのですがドンピシャ。すべらず持ちにくい。充電も可能。完璧です…!
ただ見た目は不恰好で、Apple Pencil 2のかっこよさを全否定しています。私は使えりゃなんでもいいというジョブズに怒られそうな思想なので許容していますが、これが我慢ならないならケースタイプのグリップをオススメいたします。

ペーパーライク芯について

ガラスフィルムなのにコツコツいいません。描き心地もペーパーライクのように削れまくることもなく鉛筆のよう。何よりiPadのRetinaを損なわないガラスフィルムでいいという事実、トドメにペン先を黒にしたので先が見やすいです。最高。
ですが代償として描き始めの反応が遅くなるほかタップが効きにくくなり、要するに筆圧よわよわの民はApple Pencilを走り書きメモに使えなくなります。メモ魔の方はそこだけ注意。

Moft Xについて

どこでもスタンド。縦置きにもできるし完璧。上下逆にすれば緩い角度にもできるのでお絵描きもできます。
ですがケースやMagic(Smart)Keyboardがつけられなくなります。前者は軽さを取ったと思えばいいですが後者は注意。ただMagic Keyboardは正直お絵かきに向かないので最初から私は諦めました。

iPad Pro 11について

いいところ

まずサイズがやはり絶妙です。miniほど小さくないのでiPhoneでことが済んでしまうこともなく、かといって12.9のように取り回し最悪でもありません。ジョブズさすがです。
そとでさっと取り出せる最大サイズ。メモがわりにも十分使えます。いくらでも使い道を探究できそうです。
M1チップのおかげで何もかも爆速で、それでいて電池持ちを保っているのもさすがで、究極のインプット機と言ってもいいです。さらにお絵描きや3Dスカルプトもできます。つよい。
後述するように高価でこそあれど、タブレットとしては最高です。これで満足できなければタブレット自体向いてないと言ってもいいほど。

悪いところ

高いです。唯一にして最大の欠点。
それでいて受動的な使い方だとただのTwitterマシンになりかねないので常に使い方を考えていく必要があります。逆に開拓者精神が旺盛なら最高の相棒になりうります。

余談…本当にクリスタは12.9必須か?

お絵描き狙いなら常に12.9の方がいいと言われ続けるPro11ですが…個人的には疑問です。
というのも12.9って、いざクリスタしてみるとそんなに広くないんですよ。12.9でやりくりできるなら正直11でもなんとかなります。
そして12.9使いは常にでかすぎてタブレットとしては使えないくせにパソコンとしても使えないという現実と戦わないといけませんし、それに見合うほど作業スペースは得られません。
私はまだ板タブ勢なのでお店で触った感想なのですが、はっきり言って液タブは15.6インチ以上あって初めて使い物になるものだと思います。総括すると12.9インチっていうのは逆に中途半端なんですよ。何に使うにも絶妙に使えないサイズなんです。
ただ「金輪際Macやパソコンを買わない、スマホと12.9で全部完結させる」なら使えるかもしれません。というかTwitterの12.9使いはみんなそんな感じです。

おまけ4・お絵描き環境

これを買った後MacBook Proも買い、SideCarが使えるように。
下を参考に、クリスタのキャンバスをiPad全画面、ツールとサブビューをMacBookが死ぬほど快適でした。

結論

リモートバンザイ。これが感想です。
iPad一台でプログラミングできないならばラズパイやパソコンで補ってしまえばいいのです。ちょっとLinuxができるなら十分可能です。ぜひ。

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ふらもん
書いた人:
ふらもん
ゲームクリエイター見習い。リンクは別館の制作・攻略サイト