有意義なサイト作りのためJavaScriptを使ってます。ご了承ください。

raytrektabをリモートクライアントにしてみた

 ·  ☕ 3 分で読めます

まーたWindowsに戻りましたふらもんです。
Blender一本から「Blenderでデッサン人形や背景を作ってクリスタで仕上げ」に方針転換したのでWindowsが必要になったのです。いい加減にしろよ

ということで今回はリモートデスクトップで筆圧効かないかなーと試したところ効いた備忘録です。
「Windowsにリモートしてスカルプトしたい」という野望のために筆圧感知について色々調べたところ、iPadではリモートしても筆圧が効かない、代わりにWindowsペン(Surfaceとか)なら効くと判明。
でもうちにそんなのないしなーと思っていました。ありました。raytrektabです

raytrektabってなんぞ

ドスパラさんのお絵描きタブレットです。現在8インチ型が売られていますが売る時期をミスった大サービス価格の29980円。とりあえず買ってみていい価格です。
CPUがAtomで使い物にならなかった初代と違ってCeleronなので最低限なら使えます。
そのままでもちょっとしたお絵かき用のサブ機としてなら使えますが、今回はリモートで母艦を動かしてみます。

やり方

Windows 10 Pro必須です。Homeの方はごめんなさい。

  1. 設定画面からリモートデスクトップをオンにする
    1. コマンドでポート変更
      1
      2
      
      Set-ItemProperty -Path 'HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp' -name "PortNumber" -Value 3390
      New-NetFirewallRule -DisplayName 'RDPPORTLatest' -Profile 'Public' -Direction Inbound -Action Allow -Protocol TCP -LocalPort 3390
      
  2. Windows備え付けのクライアント(Windowsアクセサリ=>リモートデスクトップ接続)で接続
    1. ポート変更しているならIPアドレスの最後に「:{変更ポート}」をつけること
    2. クリスタなどで筆圧を使う場合筆圧感知モードを「TabletPC」とか「WindowsInk」にする
  3. Enjoy!!!

以上です。外から使う場合はNASやラズパイでVPNやWOLが必要ですが、自宅内だけでも便利だと思います。詳しくはご検索ください。

速度とか感想とか

まず速度ですが、すんごい快適です。ローカルがCeleronとはいえリモート側のほうがきびきび動くくらい。
筆圧もばっちりです。ローカルとリモートで設定を合わせなきゃいけないのでアプリ側設定ができないZbrushCoreMiniこそ使えませんでしたが、Blenderならいけます。ZbrushでもCore以上ならいけるかも?
Steamリモートを使えばゲームまでできます!すごいぞ!ベッドでごろごろPCゲームだ!
うちにはラズパイVPNサーバーがあるので、これでいつでもどこでも3Dコネコネできます。

おまけ…おススメリモート液タブクライアント

文字数を稼ぎたいのでクライアントも書いておきます…おきますが、正直まともなペン性能で買える価格のものがraytrektabしかないのでそれ一択です。13インチraytrektabはよ。

raytrektab

私は10インチのものを使っていますが、今なら8インチのものがおススメ…というか10インチは終売になりました。
8インチは手狭すぎるなら10インチが中古で転がっていると思います。
Celeronですが今のCeleronは意外に使えます。ブラウジング程度ならできます。

まとめ

そんな感じでした。リモートでペンが使えるのは本当にありがたいです。
今回もマニアックでしたが、環境が許すならぜひやってみてください。

手前味噌ですがVPNサーバーの作り方はこれが参考になるかも?

シェアはこちら:

ふらもん
書いた人:
ふらもん
ゲームクリエイター見習い。リンクは別館の制作・攻略サイト