iMacにスペックは要らないと言ったな
ありゃ半分嘘だ
昨年の8月に買って未だ活躍中の私のiMac。動画編集もできるようにとスペックをモリモリにしましたが、そのモリモリスペックで3DCGがやりたくなってしまったのがこの間でした。
今回いろいろiMacとの付き合い方を見直してみたので、再レビューします。
ここがいいね!
かっこ良すぎる
Appleクオリティと言いますか、インテリアにも十分なる美しさ。男性的で無骨なWindowsとは違う、女性的な美しさを感じさせます。
疲れていてもいじりたくなるのはiMacならではです。これだけで買う価値があります。
MacOS最高
安定性、美しいフォント、魔法のトラックパッド、iPhoneやiPadとの連携と利点だらけ。普段使いには最適で、Apple製品を使うメリットを体感できます。ただ…(後述)
5K Retinaによる数々のメリット
画像が美しい、動画が美しい、作業効率が上がりまくるとこちらもメリットだらけ。
もうノートパソコンに戻れる気がしないです。最高。
3DCGも十分いける性能・高い拡張性
問題の3DCGですが、十分行けます。モデリングに不足はなく、3DCGを使った静止画や動画制作はむしろMacの得意分野。十分選択肢になります。
またThunderBolt3も使いこなせば最高。外付けSSDやメモリ増設、eGPUなどやりたい放題できます。
メンテナンスしやすい・故障の可能性が大幅に低い
隠れたメリット。
流石に自作Windowsには劣るものの埃除けなどがしやすく、水濡れの可能性もほぼ0。PC全部お釈迦になるような天変地異でもなければ経年劣化以外では故障しません。
デスクトップは持ち運びできないのがデメリットとよく言われますが、私みたいに故障・水濡れが怖くてハイエンドノートを持ち運べない人に取ってはメリットに変身します。デスクトップ万歳!サイコー!
ここがうーん?
外部ポート不便すぎ
ポートが全部後ろにあるのはやはり唯一の欠点です。コードの取り回しにも困る、挿しにくい、ハブ必須など足かせにしかなっていません。どうにかして欲しかった。
Windowsにはなり得ない
BootCampやParallelsなどいろいろ試しましたが、前者はサウンドドライバの不具合で録音ができず、後者はグラボが使えないと、結局Windows機の代わりはできませんでした。
性能コスト、ソフトコストなど、何かとお金がかかるのもデメリット。それに見合う使い勝手はあるのですが、私のようにクリエイターかつゲーマーは結局ハイエンドPCを2台持ち=>iMac Proが買えるお金を注ぎ込まないといけないのはきついです。ギークの道は茨の道。
で、結局どうなのよ
ゲームをしないなら、ですが最高のパソコンです。
ゲームや3DCGしないなら、予算さえ許せばですがMacはメリットしかないです。その予算も昔よりずっと妥当な価格になってきました。何よりいろんなことをやりたく・作りたくなるのはMacならではです。
MacといえばMacBookとよく言われますが、性能的にも故障リスク的にも作業効率的にも私のおすすめはやっぱりiMacです。ノートPCはあくまでサブ機、Macの性能(と価格)をサブ機で眠らせるのはもったいなすぎます。
結局Macにスペックはいるの?
今は入りますがこれから要らなくなるが答えだと思います。
iPadは確実にMacになろうとしていますが、それにはあと短くて2〜3年かかるでしょう。それまでのつなぎとしてiMacはベターチョイスです。
またその時が来ても不具合まみれで使いづらいWindowsをメインに据えたくないiMacとiPadでは効率が違います。そう考えると買って損は絶対しません。
今から買うなら一番安いモデルのストレージをSSDにして買い、私のような馬鹿ギークは余った予算でWindowsを買い足すのが一番いいと思います。
まとめ…デスクトップは最高!
デスクトップは終わったと言われて久しいですが、パワーや故障リスク、拡張性を考えれば置き場所さえあればやっぱりデスクトップだ、と私は思います。
そしてiMacはそのデスクトップの中で最高のパソコンです。悪い買い物のはずがありません。
私のようにもりもりスペックでなくていいので、まずは買ってみると絶対世界が変わります。最高のパソコンで最高のアウトプットをしましょう!
余談…2台デスクトップはありか?
WindowsとMacをノートとデスクトップ、もしくは2台ともノートで使い分けるのは時折見かけますが、両方デスクトップは見たことないです。いたら教えてください。
2台デスクトップは選択としてありか、個人的に分析してみました。
メリット
- 別々のパソコンである
- 負荷の大きい作業を同時にこなせる
- 持ち出さないので故障リスクを最小限に抑えられる
- 万一壊れてももう片方でリカバリーできる
- WindowsとMac、両方のできることができる
- 自慢できる
デメリット
- 予算がかかりまくる
- iMac ProやMac Pro1台よりは考えようによってはコスパがいいが…
- 結局はほぼ常時どっちかが休眠状態になり、2台ともフル稼働はできない
- 置き場所に困る
- 外で作業はできない
- 真人間に戻れるか不安になる
ありなの?
個人的にはありです。
家の方が作業できる人なら家に最高の環境を作るのもまた乙だと私は思います。最近のパソコンはハイエンドなものなら最低5年、うまくすれば10年は戦えますし、なんならWindows側はパーツ交換サービスや自作・セルフメンテナンスでパワーアップできます。
自己投資だと思えば悪くないのではないかと思いますが頭のおかしい私が言うことなので鵜呑みにしないでください。